銀座 みかわや 4丁目店
銀座4丁目交差点といえば、三越、和光が居構える東京でも最も有名な場所であり、世界中のガイドブックにこの交差点の写真が必ずといってよいほど掲載されているであろう。
その銀座三越の裏、東銀座よりに歩いた場所に『銀座 みかわや 4丁目店』がある。
2階建ての洋館。
蔦が美しく絡まり、派手過ぎないブロンズの看板は神戸あたりの洋館を思い出させる。

店内は非常に明るく、家具や小物も選ばれた逸品ばかりで素晴らしい。
しかし、銀座の中心にあるが故、いたしかたないのであるが、店内での接客サービスは満員のお客からのオーダーをこなしきれず、やや不愉快な思いになる事が避けられない。 これだけの立地条件と環境なのであるから、客数を絞りたいところなのであるが、「超高級洋食」のイメージはグルメなマダム達やガイドブックを見て訪れる観光客によってサービスの品質が犠牲になってしまうのである。 ちなみに『銀座みかわや』は、ニューメルサにも店舗を出しているが、そちらはさらによろしくない。 できれば、客数の少ない時間帯に来て真価を確かめたいところである。 値段的に考えて一般的な料金の倍以上はする超高級店である。 サービスが悪ければ客は二度と来ないであろう。

前菜のオードブルである。
マグロのトロの刺身が見えるだろうか。
こういった辺りが、本来「斬新」に見えなければならない独特の工夫なはずなのである。
しかし、サービスがまずいと、こういった工夫もただの観光客向けのウケ狙いに思えてしまう。
食材は最高級のものである。
一品一品は非常に美味しい。
とてももったいない。

MIKAWAYAの屋号が入ったLa Rocheである。
グラスも素晴らしい工芸品が使用されているが、このようにテーブルにどん!とおかれた状態である。
まあ、そこらのお店で注文した3000円くらいのワインなら許せるが、数倍のお値段ではちょっとどうかとおもう。

洋食屋ではよく牡蠣フライを注文する。
好きな料理であるのは間違いないが、食材の選択、下仕事、熱加減、ソース、盛り付け、タイミング・・・いろいろなチェックポイントがクリアされないと、この牡蠣フライという料理はおいしくない。
牡蠣フライではなく、ただの揚げ物になってしまうのである。
値段は眼が飛び出るほどであるが、味は大したことがない。
印象に残っていない。
『キャンドル』の牡蠣フライの方が私は好きである。
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