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2008年7月 9日アーカイブ

肉そば 玄丸

水道橋の駅前に「肉そば 玄丸」という店がある。

人工御影石に金文字の看板で、ライトアップされているので非常に目立つ。

トウガラシが好きな私は「激辛」の文字に引かれて入ってみた。

 

「辛 つけ鶏そば」+「大盛」

 

なんで大盛りを頼んだのか、後になってかなり後悔したのだが、蕎麦屋であれば大盛りくらいが男性の平均サイズだろうという先入観からだった事は間違いない。

店内は清潔感があり、大理石調のカウンターは肌触りも良い。

ひんやりとしていて、暑い夏場には好感が持てる。

椅子はちょっと座りずらい。回転椅子なので出入りするときに必ず隣のお客さんと接触してしまう。

 

カウンター越しに蕎麦をゆでているが、手際が良い。

付けだれはメニューごとに大型の寸胴に出来上がっている・・・ん?出来上がっている?

 

「辛 つけ鶏そば」+「大盛」

 

肉そば 玄丸

 

外国人のアルバイトのウエイトレスが持ってきた「辛 つけ鶏そば」。

あたまに「辛」とつくくらい、さすがに真っ赤にトウガラシが振ってある。

 

いやな予感が的中。

 

そう、このたれはちょっと・・・

蕎麦つゆと比べるつもりもなかったのだが、鰹節の香りがするわけでもなく、鯖節の甘味があるわけでもない。

砂糖、もしくは味醂も入っているか?

そう、親子丼のつゆの味だ。

 

鶏肉も寸胴で出来上がっているのだから、これも食べる価値なし。

中にはこれほど煮込んだ鶏肉が好きな方もいらっしゃるだろうが、ボソボソで歯ごたえもない。

博多の水炊きだって、焼き鳥だって、かも南蛮の合鴨だって、鶏肉に限っては火を通しすぎてはいけない。

トロンとした皮の触感は楽しめるかもしれないが、臭みが出てしまって飲み込めない。

 

完全にお手上げである。

 

蕎麦は製麺所から運ばれてきたものだろう。

悪くない麺である。

田舎風に太めに切っているのも理解できる。

しかし、蕎麦を盛った上から白髪ねぎがかかっているのは、これはなぜなのだろうか?

見た目が良い?

ラーメンに慣らされた今時の人ならそう見えるのだろうか?

私には、せっかくの蕎麦の顔が見えないとしか評価ができなかった。

 

大盛りは、きつかった。

カウンターに置かれた冷たい蕎麦茶が、とてもいい香りのお茶であった事が救われた。

 

 

 

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