FMCという言葉が生まれて久しくなりますが、真にFMCであるというシステムにまだ巡り合えていない気がしています。それは一体、なぜなのでしょうか。
FMCとは、「Fixed Mobile Convergence」の略で、直訳すると、移動体通信と有線通信を融合した通信サービスという意味となります。 日本では、NTTドコモのi-modeをはじめとして、携帯電話のインターネット接続サービスが非常に発展してきました。したがって、元来、携帯電話のコンテンツサービスは、インターネット接続されたPCとの連動サービスを前提にプランニングされているものが多く、ある意味、ほとんどのコンテンツサービスがFMCであるということができます。そのため、逆に「FMC」らしいサービスが発見しにくいのかもしれません。
しかし、地上波デジタルTVがネットワーク化され、さらにワンセグによるサービスもいよいよ本格してきた近年、ようやくFMCらしいサービスモデルが、生まれる時代になってきたのではないでしょうか。携帯電話の普及率がどれだけ高くなっても、忘れてはならないのは、「家庭の中心メディアはいまだにテレビだ」ということです。これまで、携帯電話を中心としたビジネスモデルが多く世に生み出されてきましたが、今後は、むしろ「テレビ」を中心にその他のICTが発展していくことを予感しております。
テレビといっても、今やPC並みのプロセッサーやオペレーティングシステムが搭載され、Ethernetはもちろん、Wifi対応まで行われています。要するにデジタルコンテンツの総合端末として、テレビジョンは新しい分野を形成しつつあります。
私たちは、こういった時代の遷移を先取りし、これまでにない「新しい時代のFMC」の企画、ビジネスモデルの立案、製品開発を行っております。実にエキサイティングな分野です。
最近のFMC分野のシステム開発
- ワンセグ放送機能とGPSを用いたマーケティングシステム
- 次世代STB開発
- 高機能STB開発
